iPhone・AppleWatch・AirPods全部同時に無線充電できるワイヤレス充電器を買ってみた

今回はUMEMORYのワイヤレス3 in 1充電器(改良版)を買ってみました!

この商品を気になる人は、概ねiPhone・AppleWatch・AirPods全部を同時に充電したい人だと思います。

と言うことでせっかちな人に、先に結論を・・・

全く問題なく3つ同時に充電することができます!

ただし!!!

自信を持ってQC3.0規格の充電器があると言う人以外は絶対充電器付モデルを購入して下さい!

5V=1Aや5V=2.1Aの充電器では充電速度が著しく遅くなる恐れがあります。

充電器付きモデルはこちら↓

QC3.0規格の充電器がある方はこちらの単体モデルをどうぞ↓

ただ値段を考えるとQC3.0規格の充電器が+400円なら、セットの方がかなりお値打ちだと思います。

ここからは本編です、お暇な方は是非ご覧ください。

と言うことで、このワイヤレス充電器、レビューでも良い評価もあれば悪い評価もあり、メーカーもマイナーなのでちょっと不安。(しかも説明文は案の定怪しい日本語ですし・・・)

値段もメジャーブランドのbelkinなどのワイヤレス充電器しかもAppleWatchやAirPods付きのものと比較するとかなり安価なため、より不安になります。

特にAmazonのレビューなどでは、AppleWatchが熱くなるだけで全然充電しないという低評価コメントも目立ちます。

個人的に一番気になったのはPhoneユーザーの三種の神器であるiPhone・AppleWatch・AirPodsを3つ同時にフル充電できるのか、という点です。

ネットで調べてもあまり正確な情報がなく、全然問題なし、と言う人から、充電が遅い!と言う人まで様々。

しかし個人的には充電器がごちゃごちゃとあるのが嫌いだったので、ダメもとで1つ買ってみました。

製品の実物はこんな感じ

シンプルなデザインです。

写真には写っていませんが、充電器とUSB-A to Cケーブルが付属しています。

今回はQC3.0対応の充電器が付属した商品を購入しました。

Qualcommとでっかく書いてありますがもちろん純正ではないでしょう。メーカー名はシンセンのGOOD-SHEテクノロジーというところらしいです。(QualcommはQC3.0を策定した会社です)

出力は5V=3A、9V=2A、12V=1.5Aと接続する機器によって変わるようです。

少なくとも一般的な5V=1Aや5V=2.1Aと比較すると高出力なようです。

実際に3つ同時充電するとこんな感じです。質感は値段なりですが、3つの製品がコンパクトに収まっていてとても良い感じです。

iPhoneの土台の緑色のランプは充電中のものに応じて発光します。iPhoneだけだと真ん中が光ります。

もしズレて充電できていないなどあればランプが消灯したり点滅するので非常に分かりやすいです。

値段を考慮するとかなり使いやすく、よくできていると思います。

そして一番重要な、ちゃんと3つ同時に充電できるか、テストしてみたいと思います。

テスト環境

今回はこの付属していたQC3.0対応充電器と、iPhone11以前に付属していたApple製の5V=1A、そしてiPadAir2に付属していたApple製の5.1V=2.1Aで比較してみました。

充電するApple製品は自分が所持する「iPhone11」「AppleWatch3」「AirPodsPro」を使用しました。

検証は個人的なものなので、大体1日使ったあとのバッテリー残量から、20分間充電し、各々のバッテリー残量の増加を確認しました。

毎日1つずつテストしているので、スタートの残量がバラバラなのはご容赦を。(100%に近くならないように注意したのでバッテリー劣化防止の充電制御は働かないと思います。)

と言うことで、検証結果はこちら↓

iPhone11AppleWatchAirPodsPro
付属のQC3.0対応充電器+18(19→37)+22(47→69)+14(54→68)
iPhone11付属の5V=1A+7(38→45)+10(47→57)-1(49→48)
iPadAir2付属の5.1V=2.1A+3(14→17)+19(35→54)+15(34→49)
数値は充電後から充電前のバッテリー残量を引き算したものです。( → )内は(充電前→充電後)の実際の残量変化です。

と言うことで、20分間と言う短時間の測定ですが、充電量には大きな差ができました。

予測は付きましたが5WのiPhoneの充電器ではパワー不足は明らかですが、10W相当のiPad用の充電器と比較してもQC3.0対応の付属品はバランスよく3製品に充電できています。

5WのiPhoneの充電器ではAirPodsProが、10WのiPadの充電器ではiPhone11が著しく遅くなっていますが、今回のテストではどの優先順位で出力をコントロールしているのかは分かりませんでした。

そう言った点からも素直に充電器付きモデルを購入し、使用するのがベストだと思われます。

低評価レビューもおそらく充電器がQC3.0に対応していない、もしくは付属品以外のものを使用している可能性が高いです。

ちなみに、AppleWatchのみの充電であれば、付属のQC3.0対応充電器でもiPhone用充電器でも充電スピードは同じでした。

AppleWatch
付属のQC3.0対応充電器(iPhone、AirPods同時)+22(47→69)
付属のQC3.0対応充電器(AppleWatchのみ)+22(48→70)
iPhone11付属の5V=1A(AppleWatchのみ)+22(51→73)

付属のQC3.0対応充電器であれば、それぞれ1つや2つだけ充電する場合でも、3つ同時に充電する場合でも速度は特に変化なかったので、3つ同時でも全て最大出力で充電できていると言えるでしょう。

もしこのテスト結果を見て気になった人はこちらから購入を検討してもらえると嬉しいです。

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