GoProMaxのバッテリーは純正より互換品の方がオススメかも知れない

GoPro MaxはGoProの360°アクションカメラの最新版で、非常に優れた手ぶれ補正が特徴のアクションカメラです。

GoProHeroはGoProHero11まで毎年アップデートされていますが、Maxは2019年10月に発売されて以降2023年2月現在後継機は発売されていません。

私はスキー場での動画撮影のメインに現在でもGoProMaxを使用しています。

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元々GoProシリーズは全体的にバッテリーの持ちが悪く、特にスキー場などの低温下での長時間撮影には交換用バッテリーの併用が必須でした。

その中でも2つのカメラで360°を撮影するGoProMaxは特に電池の消費が早く、またバッテリーも他のHeroシリーズと異なる専用のタイプであるため、バッテリー管理が難しいことが挙げられます。

寒冷地仕様のエンデューロバッテリーというハイパフォーマンスモデルも発売されましたが、非常に高額です。


純正品のバッテリーは通常版、ハイパフォーマンス版ともに高額なので、私は主にROWA JAPANというメーカーの互換品を使用していました。


このROWA JAPANの互換バッテリーは非常に優れており、2年ほど使用していますが純正バッテリーよりも劣化が少ない気がします。

左:ROWA JAPAN(互換バッテリー、デザイン変更されています) 右:純正品

新品での動作時間などの性能は純正品の方が優れているかも知れませんが、純正品はほぼ1年程度でバッテリーが膨張し性能が大幅に低下してしまいました。

氷点下での360°撮影での使用は速攻でシャットダウンしてほぼできず、Heroモードでかろうじて使用できるレベルです。

一方で、ROWA JAPANの互換バッテリーは膨張は見られず、性能の低下もあまり感じません。極寒での使用は厳しいですが、一般的なスキー場での短時間の使用であれば問題ありません。

右の純正品には膨張によるパッケージの変形が見られる

いずれのバッテリーも同時期に購入し、2シーズンほど同じ程度使用していますが、明らかに互換品の方が動作時間が保ちます。

大体のこのようなバッテリーのレビューは新品で実施されていると思われますが、まさか劣化により性能が逆転するとは思いませんでした。

また、互換品であれば2つセットでも純正品1つより圧倒的に安く、バッテリーを併用し充電放電回数を減らすことでより長く使用できます。劣化前の絶対的な性能差もバッテリー数でカバーできます。

互換品はメーカーによっては品質が悪い場合がありますが、今回使用しているバッテリーについては長期間使用しても不具合なくとても満足できています。

今GoProMaxやGoProHeroシリーズのバッテリーはどんどん値上がりしており、純正品は通常モデルでも5,000円以上、エンデューロバッテリーでは6,000円を超えます。

2個3,000円程度と安価で安心して使用できる交換用のバッテリーを探している人は、一度ROWA JAPANの互換品を試してみてはいかがでしょうか?

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