🎿 スキー好き必見!
株式分割後に「実質お得」になった日本スキー場開発の株主優待。
2025年度版の最新内容をわかりやすくまとめました。
※株主優待は株式投資による優待を目的にしていますので、購入後の価格変動による元本割れのリスクがあります。購入の際は自己責任でお願いします。
日本スキー場開発(NSD)とは?
全国の人気スキー場を運営するグループ企業です。
白馬・川場・めいほうなどを中心に、ウィンター&グリーンシーズンを通じて多彩なアクティビティを展開中。
- 証券コード:6040
- 事業内容:スキー場運営・リゾート開発
- 権利確定月:毎年7月末
2025年の株式分割で「優待が取りやすく」!
2025年3月31日に 1株 → 3株の株式分割 を実施。
以前より少ない投資額で100株(優待対象)を取得できるようになりました。
💡【POINT】
分割後も「100株以上で優待対象」は据え置き。
つまり、実質的に優待が3分の1の価格で狙えます!
🏂 優待券をもっと楽しむ活用術
- スキー仲間とシェアして使う(1枚5名までOK!)
- 冬だけでなく「グリーンシーズン(夏山)」にも使える
- 家族旅行やデートにも◎
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毎年スキーヤー、スノーボーダーには魅力的な株主優待でおなじみの日本スキー場開発ですが、
一時期のコロナの影響もあり、優待内容が大幅に改悪されたことで話題になりました。
ですので、過去の優待のブログなどで購入を検討されている方は、最新の情報を得るようにしてください。
でないとなんか予想と違った!となりますからね。
今年の株主優待の最も目玉な変更点は25年3月末に100株→300株への1:3の株式分割が実施され、最低購入金額が大幅に下がってかなり購入しやすくなったことです!
株式分割によって、株主優待の基準が300株からとなることも予想されましたが、なんと今年も変わらず100株で対象となっています。つまり単純に計算してこれまでの3分の1の金額で株主優待を得られることになります。
また、従来の3000株以上で対象となる共通ウィンターシーズン券も3000株のままとなり、白馬エリアの1日券やシーズン券がかなり値上げしていることもあり、これまで以上により魅力的なものとなっています。
それでは今年度の株主優待券の内容を紹介します。

100株以上保有者
- 日本スキー場開発グループのリフト利用割引チケット7枚
- 関連ショップでのレンタル割引チケット5枚
- 栂池、岩岳 特別割引チケット2枚
- 温泉割引チケット1枚
- 日本駐車場開発の運営する駐車場割引チケット5枚
- 那須ハイランドパーク割引チケット2枚
- 那須高原りんどう湖ファミリー牧場割引チケット2枚
3,000株以上保有者
- 共通ウィンターシーズン券
ちなみに割引券はこんな感じで、よくあるフリーペーパーみたいにして来ます笑

実質的に優待目的でこの株を保有している人の多くがこの割引券目当てだと思います。
シーズン券を購入しない方にとっては7枚あればよっぽど不足することはなさそうな気がします。
基本的には全てのスキー場で割引率は1,500円引きとなります。
ただ全国的にスキー場の値上げの波は収まってないようです(涙)

株主優待割引対象スキー場まとめ
| スキー場(略称) | 定価(大人1日券) | 優待(大人) | 優待(こども) |
| 八方尾根 | 1,500円割引 | 1,500円割引(高校生以下) | |
| 白馬岩岳 | 6,500(全日) | 1,500円割引 | 割引なし |
| 栂池高原 | 1,500円割引 | 1,000円割引 | |
| 鹿島槍 | 1,500円割引 | 1,500円割引 | |
| めいほう | 5,000→5,300(平日) 5,800→6,000(土日等) | 1,500円割引 | 割引なし |
| 竜王 | 1,500円割引 | 割引なし | |
| 菅平高原 | 1,500円割引 | 割引なし | |
| 川場 | 7,300(特定日) | 1,500円割引 | 1,500円割引 |
| 蔵王えぼし | 7,300(特定日) | 1,500円割引 | 1,000円割引高校・大学) 500円割引(全日 中学生まで) |
| オグナほたか | 1,500円割引 | 500円割引(小学生以下) |
基本的に1,500円引きとなる点は変わりありません。昨シーズン以上の値上がりでさらに定価が上がっている分割安感はかなり少なくなりました。八方尾根、鹿島槍、川場のこども料金の割引はかなり大きくこども連れの場合はオススメです!
値上がりでだいぶ厳しくなりましたが、少しでも安く滑るには株主優待だけでなく、アソビューが運営するオンラインチケットサイトなどを活用するのもオススメです(PR)。
その他詳しい情報は日本スキー場開発のサイトを確認してください。
実はリフト利用割引チケットはサマーシーズンも使うことができます
おまけですが、サマーシーズンは2022年同様乗車券は50%割引ということで、相対的に魅力的になっています。
50%割引となる乗車券はこちら↓
- 白馬八方尾根アルペンライン、ゴンドラリフト乗車券(往復・片道)
- 白馬岩岳マウンテンリゾート入場料(ゴンドラリフト往復)
- つがいけマウンテンリゾート(栂池高原)ロープウェイ乗車券(往復・片道)
- 竜王ロープウェイ乗車券(往復)
また、それ以外にも一部のアクティビティで使用できます。
- めいほう高原ASOBOT 各アクティビティー(50%割引)
- みやぎ蔵王えぼしリゾートゴンドラ往復(大人500円、子供300円引き)
- OZE-HOSHISORA GLAMPING&CAMP RESORT 宿泊者駐車場利用料(無料)、マウンテンバイク利用料(1時間無料)

関連ショップとはスキー場のそばにあるスパイシーというショップです。
- ウィンターシーズン レンタル1日料金(30%割引)
- サマーシーズン マウンテンバイクのレンタル料(白馬岩岳、栂池高原 30%割引)
- (新規追加)サマーシーズン スパイシー岩岳店 / 白馬EXアドベンチャー空中アスレチック料金: 1,000円割引(フルコース・基本コース・大人・小人)
白馬岩岳はマウンテンバイク(MTB)のダウンヒルコースとしては日本でも最大級の規模です。
自分も体験したことがありますが、細いシングルトラックを駆け抜ける体験は本当に楽しいです。
しかしマウンテンバイクは体験するには金額的にハードルが高いです。
その最たる理由が専用の高性能マウンテンバイクのレンタル料の高さです。
岩岳のコースに適したフルサスペンションと言われるMTBは1日レンタルで11,000円します。
これにプロテクターや備品を含めるとレンタル代だけで12,000円を超えてしまいます。
ですので、30%割引チケットと次に紹介する特別割引チケットを使って、是非体験してみてください、本当に面白いですから!
名前だけだと詳細が分かりませんが主にアクティビティ体験に使用できる割引券です。
- 栂池高原Xtrem Adventures 白馬つがいけWOW!(
1,000円割引→50%割引) - 白馬岩岳マウンテンリゾートMTB利用券(大人1,500円割引)
個人的には先ほどのMTBレンタル割引と併用して白馬岩岳のMTB利用券(ゴンドラ代)の割引が非常におすすめです。割引率は以前と比較して改悪されてしまいましたが、いずれも5人まで利用可ですので、是非みんなで行ってみてください。
- 白馬姫川温泉 岩岳の湯(50%割引、こども200円割引)
説明するまでもないですが、スキーや登山の帰りにみんなで使いましょう!
にしてもなんでこれだけ1枚なんでしょうね?割引額もそんなに高くないし、旅行のスケジュールに組み入れしやすいからもう少し増やしてもいいと思うんだけどなぁ・・・
- 1日駐車料金(30%割引)
都心に多いですので、地方住みだと活用しにくいかもしれません。
機会があれば使うというスタンスで良いと思います。
ファンタジーパスセット(1,000円割引)→削除- 入園料(50%割引)
- 那須の森の空中アスレチック(800円割引)
- 那須高原ピュアコテージ1泊2食(20%割引)
コテージは除外日ありますので確認してから予約してください。割引率が高い平日素泊まりは昨年からなくなってしまいました。
- 入園料(50%割引→無料)
エンジョイパス+入園料(1,000円割引)→削除
入園料が50%割引から無料へとパワーアップしました!
2021年度から配当金が出るようになりました。額としては少ないですが、年々増配している点は嬉しいですね。
2025年の配当は3.33円→3.50円/株とわずかな増配でしたが、26年度予想では5.00円/株へと40%以上もの増配となっています。株価もこの1年でかなり上がってしまったので配当利回りは昨年と変わらず1%程度となっていますが、継続保有によって増配+株価上昇となれば低利回りでもとても魅力的に感じられます。
3,000株以上保有者には最強のグループスキー場共通ウィンターシーズン券がつきます。
3月末の株式分割後も引き続き3,000株の基準は変わらないので、分割前の1,000株相当と考えるとかなり手が届きやすくなりました!
ただ、2024年までは長いこと分割後の株価で1株300〜400円程度で上げ下げを繰り返していましたが、今年に入ってからは上げ基調となり、一時600円を超えるようなところまであがりました。
この記事を書いている25年10月末現在で560円くらいで計算すると、560円×3000株=168万円となり、ちょうど昨年の同じ記事で計算した285万円(2024年11月ごろの分割前1株約950円から概算)から比較するとそれでもだいぶ手に届きやすい金額となりました(引き続き高額なことにかわりませんが・・・)。
このシーズン券は一般発売はされないので、正確な金額は不明ですが、例えば白馬全山共通シーズン券が超早割で118,500円です。
単純計算で利回り7%(118,500円/1,680,000円)、現金配当も含めれば利回り8%と、ウィンタースポーツを楽しむ人にとってはかなりの高配当といえます!
そして忘れていけない重要ポイントは優待は非課税であるところです!
168万円を7%程度の超高利回りな株に投資すると考えると配当金は117,600円、配当金の場合は約20%の税金が発生するので94,080円と考えると、もらった配当でどこかのシーズン券を買うくらいなら、この優待を目指して3,000株購入するのもアリだと思います。
ただ、この場合、単一銘柄に168万円投資するという超ハイリスクとなることをよ〜く考えて購入してください。
168万円となると、株価が1割減でも17万円の損失ですからね、シーズン券だけでは取り返せません(汗)
優待株投資といえど株式投資、購入は自己責任でお願いします。


