ヘリノックス(Helinox)のチェアゼロのヘビーユーザーである私が、さらに軽くて快適なチェアがあるか探してみたので紹介します。
ヘリノックスのチェアゼロについて
チェアゼロより軽量なアウトドアチェア(背もたれ付き)
・ヘリノックス(Helinox) チェアミニ
・ロゴス(LOGOS) トレックチェア
チェアゼロより軽量なアウトドアチェア(背もたれなし)
・マジックマウンテン(MAGIC MOUNTAIN) トレイルチェアー
・ロゴス(LOGOS) キュービックチェア
・ビッグアグネス(BIG AGNES) スカイラインULスツール
やはりチェアゼロは2024年でも唯一無二の最強な軽量アウトドアチェアだった
ヘリノックスのチェアゼロは販売終了で絶版となるかも・・・
まず比較元となるチェアゼロについて紹介したいと思います。
【重量】 490g(収納袋込 510g)
【使用時サイズ】幅52×奥行き48×高さ64cm
【収納時サイズ】幅10×奥行き10×高さ35cm
【座面高】28cm
【耐荷重】120kg
チェアゼロはヘリノックス製品の中でも特徴的な製品で、軽量さと座り心地を両立したモデルになっています。
その特徴としては以下の3つが挙げられます。
- 圧倒的な軽さ
- リラックスできるサイズ感
- 収納時のサイズ
チェアゼロは、通常のチェアワンとほぼ同じサイズ感(やや小さいですが)にもかかわらず、その重さはわずか500gと、チェアワンの900gと比較すると約半分の重さです。
この他のメーカーの製品では類を見ない特徴から、特に軽さと快適性の高いレベルで両立を目指す人にとっては唯一無二の製品となっています。
チェアゼロについてはこちらで紹介しています。
そして長いことチェアゼロをヘビーユースし、4年ほど経ったので、新しくこれに変わるような良い製品がないか思い、探してまとめてみました。
チェアゼロより軽量で背もたれ付きのチェアはこの2種類しか見当たりませんでした。
【重量】 475g(収納袋込 560g)
【使用時サイズ】幅40cm×奥行き34cm×高さ44cm
【収納時サイズ】幅11cm×奥行き9cm×高さ26cm
【座面高】23cm
【耐荷重】90kg
チェアミニは本体重量こそチェアゼロより軽量ですが、使用時のサイズはかなり小さく、座面高も5cm低くなっています。
チェアミニをチェアゼロやチェアワンなどの代替として購入すると予想と異なる可能性が高いです。
子供や小柄な女性向け、もしくは一時的な休憩などで使用する分には問題ないでしょう。
また、収納時の長さが短い点はリュックなどにも収納しやすく、チェアゼロにはない利点と言えるでしょう。
【重量】 400g
【使用時サイズ】幅29cm×奥行き24.5cm×高さ48cm
【収納時サイズ】幅24.5cm×奥行き4.5cm×高さ34.5cm
【座面高】26cm
【耐荷重】80kg
ロゴスのトレックチェアは背もたれ付きのチェアとしては極めて軽量なチェアとなっています。
400gという軽さはチェアゼロよりさらに100gも軽くなっています。
形はいわゆる折りたたみ椅子に近い形状をしているため、軽く腰掛ける際に最適です。チェアゼロと異なり、座面が深くなっていないため、立ち上がる際も楽です。
また、ヘリノックスと異なり、座面とフレームが一体となっており組み立ても簡単です。
一方で座面は狭く、耐荷重も80kgと男性など大柄な人の長時間使用には向いていないと思いますし、ゆったりとリラックスしたい場合はチェアゼロの方が向いていると思います。
構造上収納時に平たくなり幅が結構あるので、リュックなどで持ち運ぶ際に方にとっては注意が必要です。
背もたれ付きではやはりチェアゼロを超える快適性のある商品は2024年でもなさそうです。
ということで背もたれなしまで範囲を広げて軽量なアウトドアチェアを探してみました。
【重量】 260g(収納袋込 280g)
【使用時サイズ】幅27cm×奥行き27cm×高さ30cm
【収納時サイズ】幅10cm×奥行き10cm×高さ38cm
【座面高】30cm
【耐荷重】130kg
やはり背もたれがない分260gと圧倒的に軽量化できます。
耐荷重も十分ありますが、三角形の形状であり座り心地は好き嫌いが分かれそうです。座面の高さは30cmと比較的高いため、立ったり座ったりを繰り返すような時には便利だと思います。
一方で、フレームの足も3点のため、向きによっては転倒しやすくなりそうです。
【重量】 300g
【使用時サイズ】幅20.5cm×奥行き20.5cm×高さ21cm
【収納時サイズ】幅6cm×奥行き5cm×高さ27.5cm
【座面高】20cm
【耐荷重】100kg
こちらは四角形タイプの折りたたみチェアです。フレームの本数が増える分少しだけ重たく300gとなっています。
フレームの足が4点となっているため、安定感は増しますが、座面の高さが20cmと低くなっており快適性に影響がありそうです。
有名ブランドですが比較的安価で手が届きやすい価格です。
【重量】 510g(収納袋込 540g)
【使用時サイズ】幅53cm×奥行き34cm×高さ41cm
【収納時サイズ】幅9cm×奥行き9cm×高さ30cm
【座面高】38cm
【耐荷重】100kg
こちらの商品は少しだけチェアゼロより重たいですが、とても良さそうなので紹介してみました。
スツールですが座面がやや窪んでおり、背もたれはないですが座り心地は期待できます。
座面は広い上に高さもあり、使い勝手と快適性を両立しています。
収納時のサイズも比較的小さく、耐荷重も十分あり安定性も良さそうです。
製品としてはとても優れていますが値段が他と比べるとやや高いのが難点です。
まとめ
いかがだったでしょうか?今回は私がヘビーユースしているチェアゼロの代わりとなりそうな製品を紹介してみました。
その結果、やはりチェアゼロは2024年でも唯一無二の最強な軽量アウトドアチェアであることがわかりました。
もちろん重さだけに絞ったり、座り心地だけに絞ればそれ以上の製品はあります。
しかしチェアゼロの500gという軽さを考えた時に、座面の広さ、形状、収納時のサイズなど総合的に考えるとこれを超えられる製品は現在でも存在しません。
ヘリノックスのチェアゼロは販売終了で絶版となるかも・・・
現在ヘリノックスの公式サイトからはチェアゼロは削除されており、いつ販売終了になるかわかりません。
まだ楽天等のインターネットショッピングサイトでは購入が可能ですので、購入を検討されている今のうちに購入しておくことを強くおすすめします。
座面の生地の薄さ(耐火性)や座面の低さ、風にすぐ飛ばされるなど、もちろん軽量化によるデメリットもあります。
用途を特定せず万人におすすめできるのはやはりしっかりと軽さを追求しつつ、必要十分な安全性、快適性、耐久性を持ち合わせたチェアワンシリーズです。
こちらで各種のヘリノックスチェアを比較しています。