寒波到来!ウィンターシーズンも本格的になってきました。
奥美濃のスキー場は名古屋や関西からのアクセスもよく、スキー場によっては高速降りてすぐのスキー場もあります。
一方で下道が長く、場合によっては四駆やチェーンが必要になるスキー場もあります。
そこで今回はスキー場到達難易度ランキングを作ってみました!!
大雪や豪雪の日のスキー場選びの参考にしてください。
ランキングは到達難易度が低いスキー場から8つ紹介します。
- ひるがの高原スキー場
- 鷲ヶ岳スキー場
- 高鷲スノーパーク
- ホワイトピアたかす
- めいほうスキー場
- ダイナランド
- ウィングヒルズ白鳥リゾート
- スノーウェーブパーク白鳥高原
ひるがの高原スキー場はひるがのの街中にあるスキー場です。
東海北陸道のひるがの高原SAのスマートIC(ETC必須)で降りて約5分で着きます。
道路もほとんど斜面もなく主要道路と街中のみで道中の除雪も他のスキー場に比べてしっかりされています。
スキー場自体は1枚バーンのコンパクトな作りでファミリー向けになっています。大雪で早めに切り上げても周辺の街中で観光や食事・宿泊もできるので特にファミリー層や初心者におすすめです。
一方で本格的なパウダーを楽しみたい方には物足りないと思います。
鷲ヶ岳スキー場は高鷲インターから最も近いスキー場です。
道中は緩やかな登り斜面ですが急なカーブなどは少なく奥美濃で大雪の日に行ける本格的なスキー場の中では最も行きやすいスキー場になるでしょう。
普段はグラトリやパークメインのスキー場で急斜面も少なく特別パウダーがウリというわけではないです。
特に鷲ヶ岳スキー場はメインコースを中心に全体的に斜度が緩く、特に新雪の日には途中で止まったり埋まって苦労するので注意が必要です。
お隣のホワイトピアたかすとは共通券の購入で山頂から往来できるため、車は鷲ヶ岳に停めてホワイトピアで滑るのが個人的なオススメです。
アクセスは高鷲インターやひるがのスマートICから国道など主要道路をメインに、国道からの分岐〜駐車場までも比較的斜度が緩くしっかり除雪されているため到達難易度は優しめです。
特に心配な方はひるがのスマートICから向かえばより安全です。
高鷲スノーパークは奥美濃で最も人気があり規模も最大級、雪質も最も良いと非の打ちどころの無いスキー場です。手軽に本気でパウダーを楽しめる最強のスキー場です。
さらにダイナランドへの往来も可能な上、ダイナランド自体もかなりパウダーが楽しめるスキー場なので、悩んだら高鷲スノーパークで良いと思います。
また、大雪でもゴンドラリフトなので快適性が段違いです。
ただしそれだけに日によっては来場者がかなり多く、綺麗なバーンは争奪戦になりそう・・・。視界が悪い中では無理せず周りに注意して滑走しましょう。
ホワイトピアたかすは鷲ヶ岳スキー場の北側に位置し、共通券があれば山頂で往来可能です。
駐車場までのルートがやや上りがキツく、除雪が追いついていないこともあるためやや到達難易度は高めです。
普段はカービングのスノーボーダーやスキーヤーに人気なスキー場ですが、全体的にやや斜度がキツめなため、雪が降った後の非圧雪斜面は滑りやすく、他のスキー場に比べると人が少なめで意外と穴場なスキー場だと思います。
運転に自信がない場合は鷲ヶ岳スキー場に駐車し、共通券で滑りに行くのをオススメします。
めいほうスキー場は奥美濃の他のスキー場と比べやや離れた位置にあります。
アクセスは郡上八幡インターから下道で40分くらいの位置にあり、ほぼ1本道です。
距離はあるもののキツい斜面は少ないため、チェーンがないと登れない、ということはあまりないと思います。
また、高鷲から少し内陸側に位置しているため大雪の際も意外とめいほう方面は降っていなかったりします。
さらに帰りの場合も高速は郡上八幡からですので大渋滞に巻き込まれることもありません。
なかなか他のスキー場と比較は難しいですが、高鷲や白鳥方面の道路状況が悲惨な時などにめいほうスキー場を選ぶのは経験上意外とアリです。
ただし長い一本道の間で事故などあると大変なことになるので注意が必要です。
ダイナランドは高鷲スノーパークの隣にあり、スキー場上部で往来できます。
高鷲スノーパークは比較的大雪の時も行きやすいスキー場ですが、ダイナランドは接続する国道から駐車場までの道路が非常に急斜面・急カーブが多く、途中で一度止まってしまうと二駆ではほぼスタックしてしまいます。
大雪の日にはスタッドレスでもチェーンのない二駆は禁止になり、登り坂の前の入口で四駆またはチェーンの装着を確認されます。
したがってチェーンがない場合は諦めて高鷲スノーパークに駐車しましょう。
ただし、駐車場まで到達できれば立体駐車場もあり、屋根下に駐車できればセンターハウスもそのまま行けますし、着替えなど準備も楽です。4WD車は大雪の日こそむしろ狙い目です。
そしてスキー場自体は高鷲スノーパークと同じで最高のクオリティを発揮します。個人的にはダイナランドの方が非圧雪斜面は楽しいような気がします。
ウイングヒルズ白鳥リゾートと次のスノーウェーブパーク白鳥高原は今までのスキー場とは別格の難易度です。
スキー場へ向かう国道156号から分岐した県道314号線は私たちを急斜面の連続ヘアピンターンで出迎えてくれます。
除雪は比較的しっかりとしてくれますが、それでも入口でダイナランドのように四駆やチェーンのチェックもなく、道中に迂回路やUターンできるスペースもほとんどないため途中で1台でもスタックすると大渋滞になり、除雪車も通れず雪が積もってさらに動けなくなることもあります。
大体Googleマップの交通状況で真っ赤〜黒(渋滞)になっていたらこんな状況なので諦めて別のスキー場に行きましょう。
逆に四駆の場合はその前に朝早く登ってしまうと、新雪のスキー場を独り占めできるかもしれません。
目指す場合は万全の対策をした上で覚悟して挑みましょう。
ちなみに、過去には2021年に雪の降りすぎでスキー場から帰れなくなり500人が孤立する事件がありました(汗)
極寒で1泊できる準備が必要かも・・・?
先ほどのウイングヒルズ白鳥リゾートと同じく県道314号線を走破できた人のみが楽しめるスキー場。
人も少なく(そもそもたどり着けない)、非圧雪が好きなスキーヤー、スノーボーダーからするとつけさえすれば最高のスキー場に間違いなしです。
ただしこのスキー場の特性からコースはほぼなく、斜面を見誤ると途中で埋もれて動けなくなります。
さらに大雪の時に到達できる人が少なすぎるため孤立してしまうとかなり不安になってきます。初心者にはかなり厳しいスキー場だと思います。
そんなわけで、一部のマニアを除き大雪の日のスノーウェーブパークは避けた方が良いと思います。
自分は大好きですけど、そしてよく埋まってます笑
ちなみにウイングヒルズと共通の道路から分岐して駐車場に向かう最後の斜面がとても凶悪で、大体いつも車がスタックして立ち往生しています。どうしてもこの斜面を登れない人はこの手前に車を停めてスキー場まで歩いてます。
こんな感じで斜面手前の広場に何台も車が停まってます笑
まとめ
さて、奥美濃のスキー場の雪道到達難易度ランキングを紹介しましたがいかがだったでしょうか?
運転が心配な方はこのランキングも参考にしながら選んでみてください。
いずれにしても、雪が溶け始めたり、車の数が増えるとかなり辛い道中になるので、早めの出発・早めの帰宅をオススメします。昼過ぎには帰るくらいの意気込みでいた方が安全です。特に土日の大雪の日は慣れないドライバーも多く大体悲惨なことになってます。
夕方まで滑って帰りに事故渋滞、高速通行止めは本当に悲惨です。16時に出発して24時にまだ郡上八幡にもついてないってこともしばしばありますので。
このブログでは他にもウィンタースポーツに関する様々な記事を書いています!よろしければ他の記事も見てってください。