今回は新しく始まった楽天の株主優待についてご紹介します!
楽天は現在モバイル事業に注力していますが、少し前に今年の株主優待は楽天モバイル回線の無料提供となることがわかりました。
そして実際に株主向け案内用紙が届いたので紹介します。
今回の株主優待は2023年12月末が権利確定日のためすでに権利確定日が過ぎています。これから取得された場合は次回(2024年12月)の対象者となり、内容も今回と変更となる可能性があるので注意してください。
また、株主優待は株式投資による優待を目的にしていますので、購入後の価格変動による元本割れのリスクがあります。購入の際は自己責任でお願いします。
過去に楽天モバイルが無料で電話回線を提供していた頃があり、その頃は通信品質に難があり、都心部以外ではほとんどau回線で5GB/月制限となり、都心部の楽天回線も屋内ではとてもつながりにくい状況でした。
ただ無料であるため契約をしていましたが、現在は無料サービスも終了し、最低月1000円程度(3GB/月)の維持費となっているため、他に乗り換えや契約を終了した方も多いと思います。
そんな中この株主優待を使用することで新たに楽天モバイルを完全無料で使用することができるようになりました。
現在は通信品質も改善してきており、新たにプラチナバンドの導入も発表されていますので、今後の復活に期待されています。
簡単な株主優待の内容ですが利用開始基準日から1年間楽天モバイル(音声+データ30GB/月)が無料になります。
利用開始基準日は3/29までに先行申し込みをした場合は5/1から、それ以降は先行申し込みをしていない株主に株主番号順に順次提供されるようです。
先行申し込みは株主向けの書類に記載の所定の専用サイトで申し込みをします。
株主番号と記載のパスワードを入力すると専用の入力フォームがあるので、個人情報などを入力すると申し込み完了です。
SIMカードは申し込み後特に何もしなかった場合はeSIMで交付となるようです。
その他詳細は楽天公式の株主優待サイトの説明をご覧ください(https://stockbenefit.corp.rakuten.co.jp/contents/paper/bylaw.html)
株主優待ということで以前より敷居は高くなってしまいましたが、現在スマホ回線の0円運用は知る限り他にありませんので画期的な株主優待となりました。
MNP用の回線としての活用はできませんので、純粋な回線利用を目的としない場合はあまり活用できないかもしれませんが、30GB/月は他社の格安SIMでも2,000〜3,000円以上はしますので他社で大容量プランを契約している場合はデータ用にこの楽天の株主優待プランを使用することでメイン回線の値段を下げることもできると思います。
通話品質や無料の範囲などはまだあまり分かっていませんし、Rakuten Link Officeというアプリもなかなか癖があり使いにくそうな感じがするため、実質的にデータ専用として使用するのが最適かと思います。
株価はこの優待の権利確定日では大体580円/1株(最低58,000円/100株〜)くらいの値段でしたが現在は800~900円/1株で推移しています。今のところ100,000円程度をリスク資産である楽天の株式に投資できるのであれば難易度は高くないですが、これまでも楽天の株価は結構大きな上げ下げをしていますので、慣れていない方は少し様子見をしたほうが良いかもしれまえん。
通常の楽天モバイルを確認したい方はこちらにリンクを貼っておきます。