バートンのバインディングのトゥーストラップの改良がとても良かったので紹介します。
バートンのバインディングのハイエンドモデルのトゥーストラップ(スーパーグリップ キャップストラップ)がVer2.0にアップデートされました(結構前の話ですが笑)。
バートンのバインディングは、バートンのスノーボードを使用する場合はほぼ必ず使用しなければいけませんが、その他のブランドのボードでもReFlexモデルであれば使用することができます。
板はバートンじゃなくても足回り(バインディング、ブーツ)はバートンを使っている人は割と多く見かけます。
さすが信頼と実績のバートンブランドです(笑)。
板は・・・まぁデザインが・・・いやなんでもないです。
そして、一部のハイエンドモデルには、ハンモックストラップという名称のアンクルストラップやスーパーグリップ キャップストラップという名称のトゥーストラップが採用されています。
足首全体を包み込むアンクルストラップや、つま先でしっかりホールドするトゥーストラップは非常に快適でレスポンスも良く、これを採用するGenesisやMalavita、Cartelといったモデルはバートンでもとりわけ人気のあるバインディングです。
しかしながら、しっかりホールド感を出すために採用されたゴム素材を使ったストラップは発売当初から耐久性に問題があったようで、特にトゥーストラップは持病とも言えるほど破損しやすかったです。
今回所有するGenesis ESTのトゥーストラップが破損したため、新しく同じモデルを購入したところ、トゥーストラップが改良されていたので、比較してみたいと思います。
トゥーストラップ以外は多少素材の固さなどに違いはあるかも知れませんが、見た目的には特に大きく異なる点ありません。
肝心のトゥーストラップはスーパーグリップキャップストラップVer2.0へと改良されました。
おそらくこのトゥーストラップの評判が悪かったのか、Genesisの場合は2018-19モデルからは改良され、より固く、シンプルな構造に変わりました。
従来は耐久性に難があり、特にメッシュ状の部分はとても裂けやすくなっていました。
トゥーストラップの破損は直接滑走に影響を及ぼし、自己の原因にもなるので早急に修理する必要があります。
ですがこのストラップはモデルごとにオリジナルでメンバープログラムなどでも基本的に単品で購入することはできないため、非常に入手性が悪いです。
モデル、年式、固定方式(EST・4×4)などでも互換性がないことも多く、交換用パーツを入手して修理する場合はラチェットやタンなどよく互換性を確認してから購入する必要がある点も注意が必要です。
メッシュ状の構造がなくなり、雪が隙間に入ってストラップがずれたり、ラバーが裂ける危険性が減りました。
形状の変更により、よりしっかりグリップしている様に感じました。
ラバー素材もかなり固くなったことで、耐久力、ホールド感が向上している様に思えます。