みなさま、オフシーズンはいかがお過ごしですか!
20−21シーズンは大雪と融雪で忙しいシーズンでした。
さて、早くも来シーズンにむけて、日本スキー場開発の株主優待の7月末の締め日(権利確定日)が近づいてきました!
そこで、来シーズンにむけて、日本スキー場開発の株主優待を考えてみたいと思います。
※株主優待は株式投資による優待を目的にしていますので、購入後の価格変動による元本割れのリスクがあります。購入の際は自己責任でお願いします。
2020年株主優待の改悪について
買い時はいつ?
2021年の優待予想
もしまた改悪されたら?(売却の基準)
2020年7月に日本スキー場開発の株主優待が改悪され一部の間で話題になりました。
特にグループスキー場割引券の割引率がほとんどで半額→1500円引きと少し分かりにくいですが、リフト券の価格が4500〜5500円前後であることを考えるとかなり減額されています。
2020年の株主優待の詳細はこちら↓
1500円引きであれば、早割の割引率とあまり変わらないので、わざわざ株を買う必要があるか悩む人もいるかもしれません。
早割券の使用枚数をシーズン前に予測して、先払いで購入し、無くしたり怪我することなく全て使い切る確率を考えると、これも一種のリスクを購入時に負担してると言えなくもない・・・。
その上株主優待は例年通りであれば1枚で5人まで有効なので家族友人にも感謝されます!
と言うことで自分は改悪されてもなお株主優待をオススメします!
間も無く締め日が来ることもあり、近い間にまた株主優待に関する発表があるかもしれませんが、株主優待の締め日前と言うのは基本的に株価が上昇しやすいものです。
この記事を書いている2021年6月1週目は、しばらく続いた1株600円前後の横ばいが終わり、上昇基調です(670円前後)。
一般的に株主優待の魅力的な株の株価は優待の権利確定日まで上昇基調、確定後は優待目的の短期保有者が売却するためか下落することが多いです。
今回もこのまま権利確定日まで上昇が続き、その後元まで下落するのかは分かりませんが、1単元の価格を考えると、個人的には、優待目的なら早めに購入するのが良いかな、と思います。
と言うのも、基本的には売り買いせず、毎年の株主優待を活用しつつ、ウィンタースポーツから完全に引退する時や、株主優待の廃止や魅力を感じなくなった時にでも売却すれば良いと考えているためです。
逆に、今回だけのために株を買い、確定後に売却を考えている場合は、グレーゾーンではありますが、割引率も下がって価格も高くないのでメルカリで買ったらいいと思います。
ちなみに、去年は7月13日に日本スキー場開発から「株主優待内容一部変更に関するお知らせ」と言うことで、先ほど書いた通り株主優待の改悪が発表されました。
このような発表を行うと、直後に株価は下落しそうですが、大きな下落はありませんでした。
一方で7月末の権利確定日以降、1株約800円から断続的に大きく600円くらいまで下落し、その後今まで完全には戻っていません。
コロナ禍でもあり、業種がら様々な要因はあると思いますが、一つの原因として権利確定日直前に改悪の発表があったため、優待目的の保有者は1回分のみ優待を獲得したのち即売却したのかと思われます。
ともあれ、毎年の株主優待を目的とした長期保有であれば、株価よりも優待の内容を重視すべきです。
と言うことで、今年の株主優待の内容はどうなるでしょう。
コロナ禍は21年も続き、ワクチン接種も始まりましたがなかなか元の生活には戻りませんね。
さて、それでは今年はどのような内容になるでしょうか。
個人的な予測としては、現在の状況を考えると割引率などが良くなる事はないかな、と思います。
去年の改悪と合わせて、株主配当の開始も発表されました。
1株7円と、配当利回りは1%前後、1単元で700円と考えると、株主優待目的の保有者にはあってないようなものです。
一方で、純粋な投資家からすると、株主優待は不要で、法人や海外からの投資を妨げる原因にもなりますので、今後株主優待から配当への移行が進む可能性はあります。
ただ、利益損失の単純計算はできませんが商品券やギフトと違い純粋な支出には当たらない事、最終的には売り上げにつながる事などを考えると、多少の改悪はあっても当分廃止される事はないかと思います。
と言う事で、2021年は株主優待は現状維持で!(願望)
とは言っても、日本スキー場開発の発表によると、株主優待は柔軟に変更される様子です。
拡充や割引の増加ならいいですが、去年のことを考えると改悪の恐怖は拭えません(笑)
と言う事で個人的な対策ですが、あらかじめ自分の中で見捨てる基準を決めましょう。
自分の場合「リフト券の優待が1000円未満、または1人〜3人まで」に改悪されたらその瞬間売却します。
これは一つの案ですが、自分の中で基準を決め、それを切ったらためらう事なく売却しましょう。
逆に言えば、株価は売却の基準にはなりませんので、100円になろうとも、10000円になろうとも、株主優待の最低保有数を維持しましょう。
あくまでも投資としての株と優待目的の株は分けるべきです。もし日本スキー場開発の株を投資として保有するのであれば、あらかじめ最低保有数の100株はないものとして考えるといいと思います。
と言う事で、間も無く権利確定日、ひょっとしたらその前に何か発表があるかもしれません。
また詳しいことが分かり次第記事にしたいと思います。