ドラッグストアやコンビニなどでも手軽に購入できるサプリメント
サプリメントや健康食品という言葉の定義は法律などで定められた物ではありませんが、一般的には次の通りとされています。
サプリメント(supplement)とは、栄養補助食品(えいようほじょしょくひん)とも呼ばれ、ビタミンやミネラル、アミノ酸など栄養摂取を補助することや、ハーブなどの成分による薬効が目的である食品である。略称はサプリ。ダイエタリー・サプリメント(dietary supplement)は、アメリカ合衆国での食品の区分の一つである。ほかにも生薬、酵素、ダイエット食品など様々な種類のサプリメントがある。健康補助食品(けんこうほじょしょくひん)とも呼ばれる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
また、厚生労働省のサイトでは次の通り記述があります。
出典: 厚生労働省
サプリメントへの関心が高いアメリカでは栄養補助食品健康教育法という法律でサプリメントは食品や医薬品とは異なるカテゴリーに分類され、医薬品ほど科学的な根拠や安全性の確認を必要とはされていませんが、FDA(アメリカ食品医薬品局)という機関が発売後の検査を行ったり、消費者からのクレームによって販売停止などの処分を下すことがあります。
一方で日本では一部の食品(いわゆる保健機能食品:健康食品のうち安全性や有効性等が国の設定した一定の基準を満たした食品)を除き、通常の食品として取り扱われるため、基本的には健康被害などが発生しない限り特別な帰省の対象にはなりません。
最近では日本でも健康維持や病気になることを未然に防ぐ予防医学と言う考え方の普及とともにサプリメントの関心が高まっており、ドラッグストアやコンビニ、インターネットでも様々なサプリメントを購入することができます。
しかし、簡単に購入できる反面、医薬品と似た形状であるため、病気の治療を目的とした不適切な使用や過剰摂取、製造メーカーのずさんな製造管理による健康被害など問題点も多くあります。
サプリメントを使用する方には、自身が使用しているサプリメントの成分や安全性などをよく知って、健康維持の役に立てていただけることを期待しています。