今年も冬に向けてだんだん各スキー場のシーズン券の発売が始まりましたね!
そこで、どんなシーズン券を選んだら良いか、考えてみました。
※今回は地域住民の方向けや、格安でも高倍率の白馬村、長野県共通シーズン券などは考慮していません(とりあえず応募しろ!)。また、基本的には早割等で最安値で購入することを想定しています。そして自分の経験によるので中部地区が中心の記載になっています。
シーズン券は主に次の2つ
- 単独シーズン券
- グループシーズン券
単独シーズン券はその名前の通り、スキー場単独のシーズン券
スキー場によっては往来できる隣接スキー場との共通券もこちらに分類してよいと思います。
例:鷲ヶ岳スキー場+ホワイトピア高鷲、白馬五竜+HAKUBA47
単独ですから、自分のホームゲレンデのシーズン券を買うと思います。値段はローカルスキー場〜有名スキー場で全く違いますが、25,000円〜50,000円くらいでしょうか。たまに八方尾根と野沢温泉とかスケールも値段も規格外のスキー場もあります。
基本的にはグループシーズン券より安価です。もし値段が高い場合はそのスキー場単独でも十分集客力のある魅力的なスキー場と言えるでしょう。
ということで、そのスキー場に週1以上通う明確な理由があれば単独シーズン券は買うべきです。
例:スキー場の近くで働く(働いている)、そのスキー場のスクールに通う、そのスキー場を愛している、など
自分の場合、浮気性なので無理です。
また、一部のシーズン券(めいほうスキー場など)では単独シーズン券を持っていると、グループスキー場で割引が使える場合があります。おおむね割引率も50%程度とかなりお値打ちになるので、次のグループシーズン券のメリットもあるいいとこ取りなシーズン券になります。
グループシーズン券はそのグループ全体のスキー場に行け、各単独シーズン券を全部買うよりお買い得
単独券と比較しても、だいたい1.5〜2倍くらいの金額でたくさんのスキー場が滑られるので、なんだかお得そう。ただ、お得感に負けて買うのはおすすめしません。
一番重要なのは、
あなたの身体とあなたの休日は増えない
つまり、基本的に行けるスキー場が増えても1シーズンに行ける回数は決まっている、ということです。
例外は、シーズンオープン当初から春まで滑る熱狂的な人は、たとえばマックアースならホワイトピアたかすのような11月から営業が始まり、高鷲スノーパークのような5月まで滑られるスキー場がありますので、その分シーズンは延び滑走回数は増えます。こんな人は購入をおすすめします(自分)。
単純なコストパフォーマンスだけでみれば単独シーズン券で滑り倒すのが一番お得なのです。
なので、わざわざそれに+αのお金を払って購入する理由があるかが重要!
自分の場合は・・・
- 1つのスキー場じゃ物足りない(まんべんなく行く可能性が高い)
- 少なくとも11月から4月までは滑る
- 時期、天候、雪質、パーク状況などによってスキー場を変える
- なんならその日のうちにスキー場をはしごする(鷲ヶ岳、ホワイトピア⇔高鷲スノーパーク、ダイナランド)
などなど
グループ内のいろいろなスキー場に行く価値が十分ありそうですか?
数年前まではマックアースグループは関西〜甲信越くらいの範囲では最強でしたが、近年はグループから離脱したり、そもそも営業不振で閉鎖になったり(・・・チャオがチャオした)で魅力はだいぶ減ってきました。
関東方面であればJTBも有名ですが、今年はまだ発表されていないのかな?
ただ、関西に住んでいて、普段は兵庫あたりのスキー場で滑り、遠征で高鷲に行く、というのであれば変わらずおすすめできると思います。
遠征でリフト券代がいらない、というのはかなりうれしいですよね!
逆に中部、東海地方に住んでいると普段高鷲に行きますが、わざわざ雪の少ない関西に行かないですし、長野であればもっと魅力的なスキー場がたくさんありますから、なかなかシーズン券を使う機会はないかもしれません。
なのでこの場合は遠征はおまけ程度にして、純粋に高鷲スノーパーク、ダイナランド、鷲ヶ岳スキー場、ホワイトピアたかすあたりでどれだけ行けるか、を純粋に予想したら良いかと思います。
ということで、2つのシーズン券の違いとおすすめする理由を挙げていきましたが、まとめると
まずはシーズン券を買う必要があるか
それについてはこちらを見てください
そして、メインのスキー場が決まっているなら単独シーズン券を
複数のグループスキー場に行く理由があって、多少値段が上がってもその魅力を感じる場合はグループシーズン券を
それぞれ買うのがおすすめです。
さて、今シーズンこそ、雪がたくさん降ることを祈って!
どこかのスキー場で会いましょう!
以上!